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少年刑務所の虐待を取材 記者が受賞 2017年03月18日



【メルボルン18日AAP】  NT準州にあるドン・デール少年刑務所の看守による少年らへの暴力や虐待を取材した、国営放送ABCの記者カロ・メルドラム・ハンナ氏が、2016年のグラハム・パーキン・オーストラリアン・ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

NT州の少年刑務所では、看守らが催涙スプレーを使用したり、少年らを椅子に縛り付けて虐待するなどした様子がビデオ画像で記録されており、これがABCテレビの番組「フォー・コーナーズ」で取り上げられたことが、虐待問題が明るみに出るきっかけとなった。メルドラム・ハンナ氏は17日に行われた授賞式で「映像は嘘をつかないと言うが、これらの映像は確かに嘘をついていない」と述べた。

さらに同氏は「もちろん少年たちは天使ではない」と前置きした上で、「刑務所に入所している少年の70%以上、少女の80%以上が過去に虐待を受けていたことを思い出して欲しい」とコメントした。虐待の横行が明らかとなり、連邦政府は王立委員会に対し、全国の少年刑務所のシステム見直しを命じた。

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