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| 在シドニー日本国総領事
川田司 氏 |
在豪暦 |
2005年9月1日着任 |
海外滞在暦 |
フランス、ベルギー、ザイール(現コンゴ民主共和国)、イタリア、フィリピン |
ご趣味 |
絵画、謡い、碁 |
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日豪間のどのような分野でご活躍されていらっしゃいますか?実際の業務は主にどのようなものですか? |
ここシドニーにある日本総領事館の総領事を務めています。主な業務は、こちらに住んでいる、或いは観光などで訪問されている日本人の方々のために、様々なお手伝いをすること、また、日本とオーストラリアの間で、経済・文化その他の分野における関係を発展させることです。最近は、世界中のいろんなところで、テロ、自然災害、大事故などが起こっていますが、万一の時に、日本人の皆様の安全のために、オーストラリアの関係当局と協力して、援護するのも総領事館の大きな役目です。
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オーストラリアで生活されて、どんな事をお感じになりましたか? |
まだオーストラリアについて一月足らずですので、これからオーストラリアを発見していこうとしているところです。ただこの短い間にも、オーストラリア人は余裕をもって、生活を楽しんでいるという印象を強く持ちました。気に入った言葉は、“No
worries”です。日本でも「スロー・ライフ」が見直されていますが、オーストラリア人の人生観には、私たちも学ぶところが多いように思います。
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ご自分がW/Hメーカーや学生として生活されるなら、どんな生活をしたいと思われますか? |
私は、24歳の時に、外務省の派遣で、フランスのグルノーブル大学に留学しました。フランス語ができなくて苦労したのと、フランス人の仲間になかなか入れてもらえなくて、残念な思いをした思い出があります。そんな中で、いろいろ親切にしてくれるフランス人の友達が一人だけいて、その友達もその後フランスの外務省に入り、今でも付き合いが続いています。
もし、もう一度学生生活に戻れるとしたら(ゲーテのファウストのような夢ですが)、やはり、いろんなことに挑戦し、オーストラリア人の社会にできる限り深く入り込んでみたいと思います。アウトバックの生活にも興味がありますし、多文化社会といわれるこの国で、多くの友人を作りたいと考えます。
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海外で生活している日本人の若者を見てどう思われますか? |
いろんな生活をされている方がいますので、「日本の若者」と一般化するのは、難しいですが、私が25,6年前にフランスに留学していた頃と異なるのは、海外にいても、日本食その他の日本の物、文化、情報に触れるのが容易になっていると思います。私が、グルノーブルに留学した頃は、日本の醤油が手に入らなくて、中国商店で中国製の醤油を買ったのを思い出します。そのために海外にいても日本の生活の延長のようになっていないか、という気がします。やはり海外にいたら、その国のことを知り、その国の流儀に従って生活してみることが、重要かと思います。古いことわざに“When in Rome, do as the Romans do.”がいうのがありますが、このことわざは、今日でも有効と考えます。
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そんな若者達へ伝えたい、何かメッセージをお願いいたします。 |
以上述べたことと重なりますが、是非オーストラリアの生活にどっぶり漬かってみてください。異文化体験を十分にすることによって、日本、日本の社会、日本文化というものも同時に見えてくると思います。オーストラリアの勉強をする中で、日本のことについて余り知らないことに気づくかもしれません。そうしたら日本のことも勉強してください。そのような経験を通じて、世界には、様々な国、社会、文化のあることを実感し、日本も含めていろんな国のことをより客観的に見られるようになると考えます。国際社会では、互いの国の人々、社会、文化を尊重し合うことが大切であり、そのようなことのできる国際人になって頂きたいと考えます。
−ご協力誠に有難う御座いました。
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